ごあいさつ

人生とは不自由なものだと私は感じることがあります。不意の苦難や、不条理な出来事に振り回されますし、自分が思った通りにことが運ぶことなど稀です。その中で、心に痛みを抱えることもあるかもしれません。出来ることなら、そんな経験せずに済めばいいのにと思うこともあるでしょう。しかし、それは容赦なく自分に降りかかってきます。そんな時、私たちは何を頼りに生きていくことができるのでしょうか。それを私は、神と、自分を支えてくれる他者であると信じています。聖書によると、世界は、全知全能なる神によって創造されたとされています。ではなぜ、その神創造したこの世界の中に苦しみが存在しているのか、その中心で神は一体どうしておられるのか。それは私も疑問に思うところですし、人生を通して問い続ける問いであると思います。しかし私たちは、それを神に問い続けることができます。同時にそれを神は、私たちに許してくださっています。一方で神は、人と人を繋ぐ存在でもあります。それはイエスが、弟子たちを町々に送ったようにです。人と人が繋がる時、私たちは互いに支え合い、喜び合うことができます。苦難にある人は、その支えに中で、少しでも希望を見いだすことができるかもしれません。その中心に神がいると信じて。私は、苦難にある人が神に問い続ける時、身近な他者としてその人と共に生きたいと思っています。これまで出会った人、またこれから出会うであろう人と共に、この世界の中に希望があることを信じ、共に生きていきたいと思っています。 ... 続きを読む